私達の身の回りの日常生活用品のほとんどが触媒反応を利用して作られています。地球環境問題に関する社会の関心が高まり続けてる今、環境に優しい物質変換を実現する触媒開発は、化学産業における重要な課題です。当研究室では、高機能固体触媒の開発と反応システムの設計により、資源循環や未利用資源有効利用のための触媒反応プロセスの創出を目指します。また、反応条件下で観測するその場分光法により触媒活性点の構造を分子・原子レベルで解明し、得られた知見をより高機能な触媒の開発に展開することで、環境調和型社会の構築に貢献できる触媒研究を行います。

主な研究 テーマ	低濃度CO2の回収・資源化 シェールガス有用利用反応 ナノ構造触媒の合成とその場構造解析 など
キーワード	触媒化学/資源循環/未利用資源/ナノ材料合成

工学院大学は、最新の科学技術や産業技術の研究・活動に注力するとともに、持続可能な循環型社会づくりに向け、地球規模の視野を持ち世界をリードできる人材の育成をめざします。