大気環境工学研究室
人がいる、あらゆる環境の空気をクリーンで快適にするために
指導教員:並木 則和 教授
空気中に存在する汚染物質には、揮発性有機化合物に代表される分子状汚染物質と、大きさが1nm(100万分の1mm)から100μm(0.1mm)の粒子状汚染物質に大きく分かれます。しかし、これらの汚染物質を効率的に取り除いて空気をクリーンにするためには、対象とする汚染物質の発生ならびにその変質過程や化学的・動力学的な性質を把握する必要があります。本研究室では、一般室内環境のみならず、クリーンルームのような製造環境や工場からの排気ガスといった多種多様な場において、空気をクリーンにする技術を研究・開発し、社会に提案していきます。
主な研究
テーマ |
エアフィルタ捕捉粒子の飛散防止および長寿命化 気相中揮発性有機化合物(VOC)の光触媒や活性種による酸化分解 室内空間におけるナノ粒子の生成機構とその対策 |
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キーワード | 空気浄化 / PM2.5 / スプレーテクノロジー |
研究室紹介動画
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