Yamashita Tetsuo

山下 哲郎教授

所属
建築学部 建築学科
大学院 工学研究科 建築学専攻
研究室
建築構造 山下哲郎 研究室[新宿]
キーワード
[学部]ドーム構造 / 鉄骨格子構造 / 長周期振動台
[大学院]鉄骨 / ドーム構造 / 免震・制振
主な研究テーマ
[学部]
ラチスシェル構造の座屈崩壊
体育館の耐震性
天井や設備など非構造材の耐震性  など

[大学院]
ドーム構造の強度解析(座屈崩壊)と設計
学校体育館の耐震
鋼材による免震、制振 など
関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」

[学部]大空間の建築を支える、強靭で美しい構造を追求する

 ドームや体育館など、柱のない大空間の建築を支える構造を「空間構造」と呼びます。  空間構造では骨組が露出し、建築デザイン上重要な役割を果たします。従って構造には安全性に加えて美しさも必要になります。また建設費や建設時に排出するCO2の削減には、構造を可能な限り軽くつくることも重要です。その一方で、大空間施設は災害時に避難所になることが多く、大地震でも壊れる訳にはいきません。 山下研究室では、軽く、強靭で美しい空間構造を実現するための研究を行っています。

[大学院]ドームから一般住宅まで、「強」と「美」を追求

古代ローマ時代から建築の大切な要素といわれてきた「強・用・美」。建築構造学は、この「強」を担当し、地震や台風の多い日本で建築の安全に貢献。さらに構造は建築の形を決めるため、「美」の実現にも重要な役割を担ってきました。この建築構造学に、リサイクル可能な鉄骨(鋼材)を使った「綱構造」からアプローチ。綱構造は超高層ビルやドームなどの大型建造物から学校体育館、住宅まで幅広く用いられ、「強」と「美」に優れた建築を実現します。耐震シミュレーションや実験なども行いながら、今後の綱構造建築のあり方を研究しています。

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