Kumamura Naoto
桑村 直人准教授
- 所属
- 教育推進機構 基礎・教養科(化学)
- 研究室
- 錯体化学研究室
※基礎・教養科 協力研究室
- キャンパス
- 八王子
- 研究キーワード
- 金属錯体 / 配位ポリマー / ボルタンメトリー / チオール / 電極触媒
- 主な研究テーマ
- 3種類以上の金属を含む錯体の機能開発
錯体コンポジット材料の電極触媒開発
生体関連分子をもつ多核錯体の合成
- 関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」
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複数の材料の助け合いで生み出す化学
錯体化学は、有機物と金属イオンの相関から生じる学問領域です。私たちは、複数の金属イオンを組み合わせて互いの性質を利用しあうことや、他の材料との複合化による助力を得ることで、1種類の金属イオンや1つの材料では得られない、特異な性質や反応性を開発することを目指して研究しています。将来的には、複雑な化学合成や化学プロセスに依存しない、ありきたりで単純な分子を、「組み合わせ」のみで制する、高機能材料の創生に寄与したいと考えています。