様々な物理現象が連成した力学問題の解明に挑む

指導教員:廣明 慶一 准教授

近年の社会情勢の変化に起因して、これまでに報告されていない振動・騒音問題が顕在化してきています。例えば、高機能性フィルムの製造工程で発生する流れ励起振動や弾性板の大振幅振動を利用した発電技術(エナジーハーベスタ)における騒音問題などが挙げられます。これらの問題に共通する点は、「複数の物理現象が連成した振動・騒音問題」であるという点です。本研究室では、このような問題を対象に、実験・理論・数値計算を駆使して振動・音響特性や振動・騒音の発生メカニズムの解明と抑止に挑みます。


主な研究
テーマ
流体構造連成系のメカニズムの解明
電磁ダンパの高性能化に関する研究
連成系のモデリングと検証実験
キーワード 流体構造連成 / 電磁構造連成 / 空力騒音 / 音響構造連成 / 数値計算

関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」

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