世界初、ロボット用電波で 工事の安全確保・施工品質向上に貢献

2016/06/24

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工学院大学の研究が国交省「政策課題解決型技術開発公募」に採択

工学院大学(学長:佐藤 光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)の羽田 靖史准教授(工学部 機械システム工学科)の研究が、国土交通省が今年度募集した平成28年度建設技術研究開発助成制度「政策課題解決型技術開発公募(一般タイプ)」に採択されました。

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【プレスリリース】世界初、ロボット用電波で 工事の安全確保・施工品質向上に貢献  工学院大学の研究が 国交省「政策課題解決型技術開発公募」に採択 [340KB]
研究開発
課題名
「i-Constructionを加速させる長距離無線LANシステムの開発」
概要 i-Construction*を加速させる一つの手段として、平成28年8月の電波法改正で利用可能となる予定の「ロボット用電波」を利用する、世界初のロボット専用無線LANシステムを構築し、これまで携帯電話が利用できず意思疎通が困難であった、山間部などでの大規模土木工事などでの通信システム技術を確立する。
本研究開発により、土木工事や災害復旧・復興工事の安全性、施工品質、生産性などの向上を図ることができる。

政策課題解決型技術開発公募とは、国土交通省が定めた具体的推進テーマに対し、迅速に(概ね2~3年後の実用化を想定)成果を社会に還元させることを目的とした公募です。
今年度のテーマは「建設分野の生産性を向上する技術開発」で、2年間を上限に最大4,500万円(年度毎の上限額は2,700万円)の研究費が交付されます。
今年度は、羽田准教授を含む新規課題4件、継続課題8件が採択されました。

* i-Construction(アイ・コンストラクション)とは・・・「ICTの全面的な活用」などの施策を建設現場に導入し、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を目指す取り組みのこと。

取材に関するお問い合わせ 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課
担当:堀口・関根
E-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp
TEL: 03-3340-1498