建築学専攻生が日本建築学会優秀卒業論文賞を受賞

2016/08/31

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日本建築学会では、毎年、全国の大学からの応募により優秀卒業論文及び優秀修士論文を表彰しています。
現 建築学専攻修士1年飯島侑希子さん(星研究室)の卒業論文「コンパクトシティを目指す地方都市における人口分布構造変化の実態に関する研究」は、本学の優秀卒業論文を受賞し、さらに日本建築学会による本賞も受賞しました。

その講評では、「コンパクトシティ化を謳う全国の43 中規模都市を対象として、既成市街地の内側と外側における人口増減という視点からコンパクトシティ化の実現度を評価している。関連既往研究では地理的な実態がつかみづらいのに対し、本研究では地図ベースで真っ向から43 都市の実態把握に取り組んだ点が高く評価できる。結果、地理的なコンパクトシティ化が進んでいる都市がほとんどないことを示し、かつ、住宅地図での土地利用変化の分析から郊外の人口増加の要因をも指摘した。既往研究の整理がなされていない点を除き、完成度の高い卒業論文として評価できる。」と評価されました。
  • ※上記は、本卒業論文の主要な結論の一つです。コンパクトシティを目指す中規模都市 の多くが、未だ郊外での人口増加が続いていることを明らかにしています。
受賞コメント
この度は、このような賞を頂き大変嬉しく思います。指導教員の星先生、研究室の皆さまに深く感謝を申し上げます。
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