田村雅紀教授(建築学科)が石膏ボード賞を受賞

2017/06/07

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田村雅紀教授(建築学科)が、2017年6月2日に東京にて開催された、第41回一般社団法人石膏ボード工業会通常総会において、永年に亘る石膏ボード業界への功績に対して、石膏ボード賞(特別功労賞)が授与されました。
 
功績名称:「建築材料を環境面から評価した一連の研究」
 
石膏ボードをはじめとする建材が、製造・施工・輸送上で排出するCO2 の環境への負荷や、未利用資材および廃棄物起源材料のリサイクル化技術、各種建材の資源循環性など、建築材料の環境評価について多大な貢献をしたことが評価されての受賞となりました。

受賞コメント
本研究は、わたしが大学院から初めた「完全リサイクルコンクリートの開発」に関する研究において、コンクリートのみでなく建設材料全体の資源循環を考えはじめるようになった頃が端緒となります。改めて本研究を進めるうえで数多くの先生方、先輩、後輩に多大なお力添えをいただきました。改めて感謝申し上げます。

石膏ボード工業会
昭和24年に石膏ボード協議会として、設立し、石膏ボードの生産、流通及び利用消費の改善合理化を図ることにより、資源の有効利用と質的向上に寄与し、もって産業の健全な発展と国民の住生活に貢献することを目的とする。主な事業は、石膏ボードの生産、流通及び利用消費に関する調査研究から品質性能に関する試験などである。
第39回石膏ボード賞受賞者紹介(PDFファイル) [120KB]
石膏ボード工業会ホームページ