「第16回 国際先端技術シンポジウム(ISAT-16)」を開催しました

2017/11/06

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11月1日・2日に本学の八王子キャンパスでThe 16th International Symposium on Advanced Technology(ISAT-16)を開催し、海外協定校をはじめ多数の方に来場いただきました。
ISATは、毎年、本学の海外協定校と持ち回りで開催している国際シンポジウムで、基調講演、論文発表、およびポスター発表等で構成されており、今年で16年目を迎えました。

開催初日(11月1日)の9時40分より総合教育棟1N-338教室で開始された最初の基調講演では、本学名誉博士で2010年にノーベル化学賞を受賞された根岸英一先生(アメリカ・Purdue大学特別教授/帝人グループ名誉フェロー)、ソーラーチームのサポート企業である帝人株式会社より梅谷博之氏(帝人グループ執行役員/帝人株式会社 マテリアル技術本部長)、佐藤光史学長、濱根洋人准教授(ソーラーチーム監督/工学部 機械システム工学科)が登壇し、10月にオーストラリアで開催されたソーラーカーの世界大会に参戦し、豪大陸3,021kmを完走したソーラーチームをテーマにディスカッションを行いました。
その後、協定校である南台科技大学、ダナン工科大学による基調講演が行われました。
午後からは、本学および連携大学(東京医科大学・東京薬科大学)と優れた研究シーズと産業界ニーズとのマッチングイベント「Innovation Big-west」を開催。経済産業省および科学技術振興機構(JST)より講師を招き共同研究に関するご講演をいただきました。その後、会場を今年の4月より供用を開始した新2号館に移し研究シーズ展示会が行われました。
開催2日目(11月2日)は、新2号館にてOral PresentationおよびPoster Sessionを開催。総計183件の応募がありました。今年度の実施会場が学内ということもあり、多くの大学院生や卒論生が英語で研究発表する貴重な経験を得ることができました。最後に行われたベストポスター授賞式では24件の入賞者が発表され16回目のISATが閉幕しました。
ISAT-16
Innovation Big-west
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