田村雅紀教授(建築学科)が日本建築仕上学会学会賞(論文賞)を受賞

2018/05/24

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田村雅紀教授(建築学科)が、2018年5月22日に東京にて開催された、2018年日本建築仕上学会総会において、建築仕上げに関わる学術論文による成果に対して、日本建築仕上学会論文賞が授与されました。
 
論文名称:「建築物の遺産化に向けた建築仕上げの評価に関する一連の研究」
 
本論文は、伝統的建築物をはじめ、今後、歴史を紡いでいく既存建築物の建築仕上げに焦点が当てられており、建築物が遺産的価値を持つようになるための建築仕上げの役割に関する基礎的知見として非常に有意義なものとなっている点が評価されました。
 
受賞者のコメント
本研究は、工学院大学のUDMプロジェクト等を通じて実施した研究室の枠を越えた分野横断型の研究を通じ、卒業生を含む学生らとともに取りまとめた遺産的建築の仕上材に関わる論文が成果となっています。本研究を進めるうえで数多くの先生方、学生諸君に多大なお力添えをいただきました。改めて感謝申し上げます。

日本建築仕上学会(Japan Society for Finishings Technology )
日本建築仕上学会(Japan Society for Finishings Technology )は、1989年に設立した学術団体である。建築仕上げに関わる研究発表・知識の交換ならびに会員相互間および内外機関との連絡提携の場を提供し、建築仕上げにともなう設計・材料・構法・施工等に関する科学および技術の進歩発展に寄与し、学術文化と社会の反映に貢献することを目的としている。
日本建築仕上学会ホームページ