合志清一教授(情報デザイン学科)に福井県警察から感謝状が授与されました

2019/01/18

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合志清一教授(情報デザイン学科)に、福井県警察から感謝状が授与されました。合志教授は、高い画像処理の技術を用いて監視カメラの映像画像鑑定を行い、多数の犯罪捜査に貢献してきました。

受賞コメント
繁華街を中心に監視カメラはさまざまな場所に設置されています。監視カメラの記録映像に、偶然、犯罪関係の人物が映り込み、記録されていることがあります。しかし、監視カメラの記録映像は低解像度であり、写り込んだ人物の顔や姿から個人を特定することは困難です。
刑事ドラマでは、このような時に拡大鮮明化技術が用いられますが、あのような技術は存在しません。

工学院大学・映像情報研究室では、ボケた映像にさまざまな画像処理を行い、個人特定を行う技術を開発してきました。福井県警には、これまで4件の事件解決に協力してきました。これらの貢献に対し、福井県警から感謝状が贈られました。

監視カメラは今後も設置数を増し、犯罪解決により重要な役割を果たすようになるでしょう。これからも犯罪撲滅のために新たな画像解析技術を研究・開発していきたいと思います。
映像情報研究室