工学院大学が『イノベーション・ジャパン2019』に全国トップの27テーマを出展

2019/07/03

工学院大学(学長:佐藤光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)は、JSTとNEDOが主催する国内最大規模の産学マッチングイベント『イノベーション・ジャパン2019』に出展します。採択された「大学等シーズ展示」の27テーマは、全国の国公私立大学の中で第1位の採択数で、また全11分野のうち9分野において、社会が注目する最先端の研究シーズと認められた成果です。研究に学生が関わっていることはもちろん、本イベントで企業における第一線研究者らと大学院生・学部生が直接議論できる場として高い教育効果が得られます。本年は、都市災害の低減と被災時の速やかな復旧を支援する技術開発が12年目を迎え、また4月からは超高齢社会において直面する様々な課題の解決を目的に、教育・研究拠点を新設する「共生工学研究センター」が始動するなど、社会・産業と最先端の学問を幅広くつなぐ研究を展開しています。

【プレスリリース】工学院大学が『イノベーション・ジャパン2019』に全国トップの27テーマを出展 ~開発技術をビジネスマッチング、今後は高齢社会を支える共生工学も展開~ [277KB]

【本件のポイント】

  • 工学院大学が『イノベーション・ジャパン2019』の「大学等シーズ展示」において、全国の国公私立大学の中でトップとなる27テーマの採択数・出展数。
  • 企業における第一線研究者らと大学院生・学部生が直接議論できるイベントで、教育効果の高さが特長。
  • 都市災害の低減と被災時の素早い復旧を目的に、文部科学省の助成研究として2008年度より新宿区・八王子市と共に活動。今年度は災害活動拠点の運営を助けるキットや、木造建築に防火拠点的価値を創出する研究が完成予定。
  • 超高齢社会の課題を工学的なアプローチで解決を図ることを目的に、2019年4月から「共生工学研究センター」を始動。共生工学のグローバルな教育・研究拠点として期待される。

【本件の概要】

工学院大学は、JSTとNEDOが主催する国内最大規模の産学マッチングイベント『イノベーション・ジャパン2019』における「大学等シーズ展示」に、全国の国公私立大学の中でトップとなる27件が採択され、9分野で出展します。このうち、25件がショートプレゼンにも採択されました。これは、工学院大学の建学の精神である「社会・産業と最先端の学問を幅広くつなぐ『工』の精神」に基づき、新技術の開発や、産官学での共同開発・技術指導に積極的に取り組んでいる成果であり、学生教育の観点からも重要なイベントです。

防災に関する研究では、都市災害の低減と被災時の素早い復旧を目的に、2008年度に新宿区の防災計画策定をスタートし、訓練・研究を継続しています。2016年度には「巨大都市・複合災害に対する建築・情報学融合によるエリア防災活動支援技術の開発と社会実装」が文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」に選定され、最終年度となる2019年度は、高層ビルでの地震発生後を想定した自衛消防訓練用VRや、災害活動拠点の運営を助けるキットが完成予定です。『イノベーション・ジャパン2019』では、村上正浩教授、田村雅紀教授が関連の展示とショートプレゼンを担当します。

超高齢社会・人口減少社会に貢献する取り組みとしては、2019年4月に「共生工学研究センター」を立ち上げ、共生工学の教育・研究拠点として始動します。このように、工学院大学では、今後も社会・産業と学問をつなぐ展開が期待されます。

◆イノベーション・ジャパン2019 ~大学見本市&ビジネスマッチング~ 開催概要◆

<会期> 2019年8月29日(木)~8月30日(金)
<会場> 東京ビッグサイト(東京国際展示場)青海展示棟 Bホール
<主催> 科学技術振興機構(JST)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
所属 出展分野 氏名 大学等シーズ展示タイトル
先進工学部 ナノテクノロジー 小林 元康 汚れが落ちる表面技術
高羽 洋充 機械学習とシミュレーションを利用した未来の材料設計技術
永井 裕己 紫外光照射による常温での光誘起超親水性アモルファス薄膜の形成
マテリアル・
リサイクル
橋本 英樹 ワイヤレス電解剥離法によるグラフェン類の簡易作製
ライフサイエンス 松野 研司 Ⅰ型アレルギー疾患治療薬のシード化合物
環境保全・浄化 坂本 哲夫 超高感度元素イメージングのための2波長一体型波長可変
レーザー光源
装置・デバイス 尾沼 猛儀 脱水銀社会を目指した高効率で環境に優しい真空紫外線光源
本田 徹 マイクロLEDディスプレイの画素光制御技術
森田 真人 ナノサイズ試料の内部成分イメージングのためのエレクトロスプレー
透析法
低炭素・
エネルギー
佐藤 光史 水素社会に向けた安全・安価な光応答型全固体透明薄膜リチウムイオン
電池の創製
雑賀 高 アンモニア燃料の分解による水素供給システム
関 志朗 1粒の粒子で電池性能を見通す-高精度単粒子電気化学計測システム
工学部 マテリアル・
リサイクル
山本 崇史 遮音性能向上を実現する音響メタマテリアル
相川 慎也 移動度と動作安定性を同時に向上させた2層薄膜トランジスタ
小川 雅 X線回折を用いた3次元溶接残留応力推定法と未溶着部の検出
装置・デバイス 森下 明平 シングルハルバッハ界磁と軽量ヨークを用いた高出力密度電動機
低炭素・
エネルギー
向井 正和 信号機情報を活用した自動車のエコドライビング支援システム
建築学部 超スマート社会 村上 正浩 災害活動拠点の設営を支援する『EvaQuick』
環境保全・浄化 柳 宇 健康に大きく影響する室内空気質の解析とその改善策
装置・デバイス 鈴木 敏彦 自動昇降式大小兼用便器によるトイレ空間の知能化
防災 田村 雅紀 透明保護膜仕上げが施された木造建物によるインフラ構築と防災拠点的
価値の創出
情報学部 マテリアル・
リサイクル
藤川 真樹 製品の真贋判定や情報の秘匿を可能にする機能性材料
ライフサイエンス 竹川 高志 画像処理を併用した最適化による動画からの神経活動検出
情報通信 合志 清一 理論的限界を超える高解像度化技術
陳 キュウ 子供が製作できるディジタル紙芝居システム
山口 実靖 5G時代に向けた HTTP/2、HTTP/3、BBR通信の高速化
装置・デバイス 工藤 幸寛 サブミリ秒の超高速応答可能な光散乱-透過制御素子

※★はショートプレゼン新技術説明会出展者

取材に関するお問い合わせ 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課
担当:堀口・樋口・松本
E-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp
TEL: 03-3340-1498