電気・電子工学専攻生が ISAT-18 で「Excellent Oral Paper Presentation Award」を受賞

2020/02/14

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2019年12月13日に「Southern Taiwan University of Science and Technology(南台科技大学)」で開催された「18th International Symposium on Advanced technology (ISAT-18)」において、大学院電気・電子工学専攻修士2年の綱島秀樹さん(画像情報メディア研究室・陣キュウ教授)が、研究題目「Adversarial Knowledge Distillation Algorithm for a Compact Generator」の研究発表で「Excellent Oral Paper Presentation Award」を受賞しました。

敵対的生成ネットワーク(GANs)は近年高解像度の画像が生成できるようになり目覚ましい成果を上げている画像生成手法の1つですが、その反面、計算コストの増大が問題となっています。そこで、GANsの計算コスト削減を行うために、蒸留と呼ばれる計算コスト削減手法を生成モデルに拡張し、敵対的訓練を取り入れた"敵対的蒸留(AKD)"を提案しました。以前より大幅に拡張した実験により、トイデータでAKDの有効性を確認し、実データにもスケール可能な手法であることを確認しました。

受賞コメント
表彰されたことにより研究内容・発表が評価されたということなので、大変嬉しく思っております。また、英語でのプレゼンテーション能力についての他己評価を得られる機会は貴重であり、自信に繋がりました。
画像情報メディア研究室
電気・電子工学専攻
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