電気・電子工学専攻

社会を担うエンジニアとして飛躍するために

理念と目的

電気・電子工学技術はこれまで日本の産業の基盤を支え、その発展に大きな役割を果たしてきました。
近年において、私たちは情報化社会のなかでその利便性を享受するとともに、一方では環境問題やエネルギー問題という新たな大きな課題に直面しています。このような時代においては、社会を担う広い視野と高度な専門性を持つ人材を育成することが必要となります。本専攻では、学部において身につけた基礎知識を深める基礎科目と、高度な専門領域を学ぶ数多くの専門科目からなるカリキュラムを準備しています。これに加え、研究活動を重視し、自ら考える能力、問題発見能力、問題解決能力の涵養に努めています。

教育目標( 育成する人材像)

  1. 専門分野における深い知識と関連分野における広い知識を有する人材を育成します。
  2. 研究活動を通じ、考える力、問題発見能力、問題解決能力を育て、実践的な人材を育成します。
  3. 国内外における積極的な学会活動を通し、国際的に通用するプレゼンテーション力、コミュニケーション力を育てます。
  4. 世界的な新技術動向に対応できる応用力に加え、不断に自ら学ぶ学習態度を身につけた広い視野を持つ人材の育成に努めます。

アドミッションポリシー

電気・電子工学専攻では、次のような人物を入学者として求めます。
 
  1. 電気・電子・情報通信工学に関する基礎学力を有する人
  2. 電気・電子・情報通信工学及び関連分野の専門知識を高めることに意欲を持ち、研究を積極的に遂行する人

研究分野

  • エネルギー変換分野
  • 計測・制御分野
  • 情報・通信分野
  • 電子デバイス分野

研究テーマとキーワード

研究分野 エネルギー変換 計測・制御 情報・通信 電子デバイス
研究テーマ
  • 自動車・交通システム制御
  • 電気鉄道・運行制御
  • 新型モータ・非接触支持
  • 新しい太陽電池
  • 脱炭素化をめざす電力システム
  • 超電導体評価・非接触計測
  • ロボット開発
  • ナノ領域計測
  • 生体生命情報
  • 可視光通信・光伝送
  • 光・無線ネットワーク
  • ネットワークコンピューティング
  • 通信ソフトウエア
  • AI画像認識
  • インターネット情報検索
  • 符号化・誤り制御
  • 各種ディスプレー
  • 半導体材料
  • 有機材料
  • 通信光源
  • 環境浄化材料
  • 磁性応用
  • 機能性薄膜、薄膜デバイス応用
キーワード
  • 自動車制御、システム制御
  • 電気鉄道、最適化、省エネルギー
  • リニアモータ、コアレスモータ、アクチュエータ
  • エネルギー変換材料、エコマテリアル、宇宙材料
  • 電力システム、再生可能エネルギー
  • パワーエレクトロニクス、エネルギー貯蔵
  • 多機能センサ、極低温
  • 協調制御、知的制御、自立型ロボット
  • 電子顕微鏡、画像処理
  • 生体計測、医工連携、ビッグデータ
  • センサ電子回路、映像水中光伝送
  • 移動通信、フォトニック、クラウド、サービス
  • IoT、分散情報システム、画像検索
  • メディア工学
  • AI,機械学習,ディープラーニング
  • スマートフォンOS、検索エンジン
  • 情報・符号理論、信号処理、学習・予測理論
  • 液晶、EL,電子ペーパー、次世代ディスプレー
  • 半導体結晶成長
  • ナノテクノロジー
  • LED、半導体レーザ、EL
  • リサイクル、薄膜
  • ハードディスク
  • 薄膜トランシスタ、抵抗変化メモリ、光電変換素子

カリキュラム

カリキュラムポリシー
学修便覧
カリキュラム詳細はこちらよりご確認ください。

取得可能な教員免許状・学芸員資格

修士の学位を有する者で所定の条件を満たした場合、中学校・高等学校教諭の「専修免許状」を取得することができます。
本大学院において取得できる専修免許状は右記のとおりです。専修免許状取得には一種免許状の要件が必要ですが、ない場合は学部聴講で取得できます。

  • 中学校教諭専修免許状(数学)
  • 高等学校教諭専修免許状(数学・工業)
  • 学芸員資格 ※
  • 学芸員資格科目は学部に設置されていますが、学部聴講で取得可能です。
就職実績
おもな就職先についてはこちらをご覧ください。

研究室一覧

大学院 工学研究科

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