SoDALabの学生がオンラインコンペで3位入賞
2020/09/14
隅田さんは、学生プロジェクト「Social Data Analysis Laboratory(SoDALab)」の活動の一環で参加し、インサイト部門で見事第3位に入賞しました。この部門では、データサイエンティストのスキルを定量的に評価するアルゴリズム考案、およびそのアルゴリズムを説明するためのレポート作成に挑戦しました。隅田さんのレポートでは、データサイエンティストのスキルを経験分野のバランス、適応力、経験の多様性の三つの評価軸をテキストデータから評価するアルゴリズムを提案しており、その評価軸の独自性が高く評価されました。
学生プロジェクト「SoDALab」はデータ解析を学びたい方を手助けすることを目的として、2018年に設立されました。まずは基礎的な勉強を行い、その後オンラインオフライン問わず可能な限りコンテストに参加し、全員でフィードバックを行っています。今回のコンペでは、日々の活動成果が発揮されました。データサイエンティストや多角的な視野を身につけたいという学生さんは、是非一度足を運んでみてください。
本コンペティションは、約三週間という短期間で開催され、私にとっては時間的にも厳しい中、テスト勉強との兼ね合いも大変な中での参加でした。またテキストデータを処理するために自然言語処理という私にとって未知の分野の技術を新たに学ぶ必要がありました。そのような厳しい条件の中、提出期限2分前に提出したレポートが評価され、3位入賞となったのは望外の結果でした。
SIGNATE社は人工知能、データ分析に関する開発と教育を進める企業であり、ビッグデータブームの開始当初からコンテストを開催し、この分野技術普及に努めてきた企業です。その意味でそのコンテストで3位という好成績を収められたことは学生大会とは言え大学院も含めた分野トップクラスでの入賞であると言えます。