工学院大学附属中学校・高等学校(校長:平方邦行、所在地:東京都八王子市)は、4月13日からの自宅学習期間に、双方向のリアルタイムオンライン授業を実施しています。従来から進めているICTを活用した対話型・問題解決型授業は、今回の登校自粛により深化し、4月と5月には「ものづくりコンテスト」、5月には「学校説明会」もオンラインで開催しました。6月中旬から予定されている登校再開後は、対面授業のレベルアップが期待されます。
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オンラインによる双方向ホームルームの様子(工学院大学附属中高)
【本件のポイント】
- 工学院大学附属中高では、生徒は日常的に、iPad、3Dプリンター、電子図書館を利用。数学・科学の基礎を身に付け、技術・工学・芸術を応用して、創造的手法で問題解決できる力を伸ばしている。
- オンライン授業は、時間割に沿って、同校教員による授業に家庭で生徒は出席し、その場で質問するなどの双方向性を維持している。
- 4月と5月に開催した「ものづくりコンテスト」は、生徒による企画。ものづくりの苦労や楽しさを自宅から参加した全員が共有。「オンライン学校説明会」では、受験生保護者もICT活用に感心。対面授業のレベルアップが期待される。
【本件の概要】
工学院大学附属中学校・高等学校では、21 世紀型教育としてICTを活用する対話型・問題解決型授業に力を入れています。 国語では、デジタル出版サービスソフトを活用して、言葉や表現力を高めています。3Dプリンターを用いて部品などを作る経験は、3次元を考える数学や物理の理解を助ける効果が出ています。短編映画を制作する時間には、手法や視点を変える体験を積んでいます。数学・科学の基礎を学び、技術・工学・芸術を活用するこれらの取り組みにより、コミュニケーション力やコラボレーションそして、論理的思考にとどまらず豊かな発想や創造的思考力が身につきます。
コロナウイルスの影響で、生徒達が自宅学習となった期間は、教員の授業準備と、生徒の家庭における通信負担などを配慮し、通常6時限授業を4時限に短縮しました。同校では、クラスメイト全員が授業を同じタイミングで受け、先生の指名に生徒が応える、生徒が質問するなどの双方向性を重視。クラスによっては日直が日誌をオンラインで記入したり、ホームルーム中にアンケート機能を使って生活をチェックしたり、生徒とのコミュニケーションを登校時に近づける工夫がされています。
休校期間中は、生徒達は友人と交流がしづらく、不満になりがちです。そこで、同校生徒がオンラインイベントを企画し、4月18日-19日「第1回もでりんぐばとる2020」を開催しました。「休校中に家で使えるもの」のテーマが初日午前8時に発表され、翌19日午後8時から、zoomでプレゼンテーション、投票、審査員講評が行われました。モニター越しにも関わらず、参加者全員がものづくりの苦労や喜び、スピード感を味わい、久しぶりの交流を満喫できたことは、生徒達が機器やソフトの扱いに習熟し、異なる場所にいる仲間・学外審査員にも的確に伝わる表現が身についている成果です。好評につき5月末には第2回目を開催しました。5月9日に開催した「オンライン学校説明会」でも、参加者から「遠隔ということを忘れさせる内容」と感想が寄せられ、同校のオンライン活用はスムーズに行われていることがわかります。自宅学習期間の経験が登校再開後に反映され、教育効果の高い授業と、海外と日常的に結びついた活動の拡大が期待されます。
コロナウイルスの影響で、生徒達が自宅学習となった期間は、教員の授業準備と、生徒の家庭における通信負担などを配慮し、通常6時限授業を4時限に短縮しました。同校では、クラスメイト全員が授業を同じタイミングで受け、先生の指名に生徒が応える、生徒が質問するなどの双方向性を重視。クラスによっては日直が日誌をオンラインで記入したり、ホームルーム中にアンケート機能を使って生活をチェックしたり、生徒とのコミュニケーションを登校時に近づける工夫がされています。
休校期間中は、生徒達は友人と交流がしづらく、不満になりがちです。そこで、同校生徒がオンラインイベントを企画し、4月18日-19日「第1回もでりんぐばとる2020」を開催しました。「休校中に家で使えるもの」のテーマが初日午前8時に発表され、翌19日午後8時から、zoomでプレゼンテーション、投票、審査員講評が行われました。モニター越しにも関わらず、参加者全員がものづくりの苦労や喜び、スピード感を味わい、久しぶりの交流を満喫できたことは、生徒達が機器やソフトの扱いに習熟し、異なる場所にいる仲間・学外審査員にも的確に伝わる表現が身についている成果です。好評につき5月末には第2回目を開催しました。5月9日に開催した「オンライン学校説明会」でも、参加者から「遠隔ということを忘れさせる内容」と感想が寄せられ、同校のオンライン活用はスムーズに行われていることがわかります。自宅学習期間の経験が登校再開後に反映され、教育効果の高い授業と、海外と日常的に結びついた活動の拡大が期待されます。
取材に関するお問い合わせ | 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課 担当:堀口・樋口・松本 E-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp TEL:03-3340-1498 |
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