2020年度工学院大学ベストティーチャーに田村雅紀教授と相川慎也准教授が選出

2021/01/15

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工学院大学では、教育改革の一環として、学生による授業アンケート等の結果に基づき、他の模範となる教員を選出し「工学院大学ベストティーチャー」として、その功績を表彰しています。

これは、受講学生の満足度が高く、教育的に質の高い授業を展開している優秀な教員を、本学教育開発センターが評価し、選出するものです。今回は2019年度後期および2020年度前期の授業アンケート結果で学生の満足度が高く、またコロナ禍における前例のない遠隔授業であるなかでも高い評価を得た授業から、受講者数・回答数、授業の性格、他の担当科目の状況などを踏まえつつ総合的に判断し、2020年度の「工学院大学ベストティーチャー」2名を決定しました。
10月31日に開催された学園創立133周年記念表彰において、2020年度「工学院大学ベストティーチャー」に選出された2名に賞状と記念品を授与しました。

2020年度工学院大学ベストティーチャー

専任教員
田村 雅紀 教授 (建築学部 建築学科)
主な担当科目「構造材料施工」「材料実験」

受賞者からの一言
この度はベストティーチャー賞を賜り非常にうれしく思います。コロナ禍による遠隔授業のため、「対面性」がなくなると一体何が失われるのだろうか? 授業・実験等を通じた「社会参加」がちゃんと実現できるだろうか?と考え模索した日々でした。最後は、学生の学びのベースに、Non-verbalなコミュニケーションがきっと支えになるのだろうと勝手に思い込み、新しく学ぶことは楽しいぞ!知識は君らが現場で働く一生を支えるぞ! とパワポ音声に心をのせたいと思いながら取組めたことが幸いだったのかもしれません。粘り強く、学びの大切さと意味を受け止めてくれた学生らと賞のありがたさがなんとなく共有できるような気がしています。

専任教員
相川 慎也 准教授 (工学部 電気電子工学科)
主な担当科目「電気電子材料」「電気磁気学Ⅱ」

受賞者からの一言
このたびは、ベストティーチャー賞という教員冥利に尽きるすばらしい賞をいただきありがとうございました。私の講義を評価していただいた受講学生の皆様および本賞にご推薦くださった先生方に感謝申し上げます。2020年度はコロナ禍のため遠隔授業へのドラスティックな変更を迫られる状況でした。様々な制約がある中で,最大限の教育効果のために何ができ、どのように進めればいいかを考えるとともに、自分自身が遠隔授業を楽しむことを意識して教材作成を進めてきました。今後アフターコロナの新しい形を模索していく必要がありますが、より良い授業を目指してこれからも精進して参ります。