モデルロケットプロジェクトが、八王子キャンパスの工房にてハイブリッドロケットの開傘機構の試作を行いました。
工房には入場制限があるため作業は少人数でのものでしたが、機構の動作や課題、タスクについて検討する有意義な場となりました。
開傘機構とは、安全に機体を回収するために用いるパラシュートを解放する機構です。
実際に製作するロケットは樹脂や金属などの材料や工作機械を使用するものですが、今回の作業ではプラスチックの板材や紙の筒などの安価な材料を利用して試作を行い、電気的な制御によってパラシュートを解放できることを確認しました。
また、電装部分の試作品を用いた機体回収用のブザーの試験や、機体のミッション、今後の活動内容に関する意見交換なども行いました。プロジェクトの目標である今年の打ち上げに向け、今後も作業を進めていきます。