K×Kプロジェクト、授業用テニスコート倉庫の模型を制作

2022/01/15

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学生プロジェクトWA-K.proから派生したK×Kプロジェクトは、テニスコート横の倉庫を1月から建て替えます。全体の構造を理解するために、新築倉庫の模型を昨年11月19日に完成させました。同プロジェクトのメンバー30名が1週間かけて完成させた力作です。

  • 設計を指導くださる結設計室の関谷様が、図面と照らし合わせながら受け継がれている工法を解説
  • 建設場所(左)と、50分の1模型(中央)、20分の1模型

プロジェクトにとっては4棟目となる倉庫ですが、メンバーは入れ替わっており、現メンバーが木組みや素材などについて理解することを目的に模型は作られました。新倉庫の特徴である東側に大きく延びた庇と、建物南側の壁にある通し貫を表現しつつ、木造の柱、梁、貫などの組み方を理解しました。

1月10日に現倉庫の解体工事が始まり、1月25日及び2月15日には木材を切り出す現場を見学する林業見学会も実施予定です。その後の倉庫施工では、図面に起こした建物が建つ全過程を体験できるため、メンバー達は「貴重な機会なので、予定通りのことも想定外のことも、経験としてすべて吸収したい」と意気込んでいます。

学生プロジェクト WA-K.pro