電気安全研究室の卒論生6名が電気学会スマートファシリティ研究会で発表

2022/01/18

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電気安全研究室(電気電子工学科・市川紀充准教授)の卒論生6名が、2022年1月14日13:20~17:20にWebのオンラインで開催された電気学会D部門スマートファシリティ研究会(以下、SMF研究会)で、口頭発表しました。

研究会での学生の発表時間は、1件あたり20分ですが、質疑応答が活発に行われ、25分を超える発表もありました。SMF研究会には、工学院大学の3年生および4年生と教員の計19名がオンライン出席しました。以下は、電気安全研究室の卒論生が発表した題目等の発表順です。

  • 海水・泥水に太陽光パネルを沈めたときに人体を模擬した抵抗に流れる電流測定
    〔発表者〕◎小松航大, 市川紀充
  • 気温・湿度・体温・天候の条件下における 両手間の人体抵抗の変化
    〔発表者〕◎佐藤秀平, 市川紀充
  • 環境問題である廃棄物の絶縁物と過渡接地抵抗の関係
    〔発表者〕◎鈴木航平, 市川紀充
  • 人の自然動作により発生する静電気を用いた安否確認
    〔発表者〕◎中島 純, 市川紀充
  • 就寝時における静電誘導を用いた動作判別
    〔発表者〕◎俵 克至, 市川紀充
  • 雷インパルス電圧発生装置を用いた汚損状況にあるがいしへの落雷の危険性
    〔発表者〕◎伊東恭兵,市川紀充

SMF研究会は、毎年八王子キャンパス1号館で開催しておりましたが、今回は新型コロナウイルスの感染拡大の状況に鑑み、Zoomを使ったWebのオンライン開催に変更となりました。SMF研究会の開催にあたり、スマートファシリティ技術委員会および放電・静電気・広帯域電磁界に起因する機器・システムへの障害調査専門委員会(新MESD委員会)の各委員長にご挨拶頂きました。

企業の研究所の方からも、次のようなコメントを頂きました。「興味深い研究ばかりで、どのご発表も背景がしっかりしていることが印象的でした。」

スマートファシリティ研究会
テーマ「放電・静電気が原因で起こるロボットや電子機器の故障・誤動作防止研究の動向」
電気安全研究室