機械工学専攻生が日本機械学会の講演会にて若手優秀講演フェロー賞を受賞

2022/09/13

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2022年3月15日にオンラインで開催された日本機械学会関東支部第28期講演会において、機械工学専攻2年の澤村将輝さん(マイクロシステム研究室・鈴木健司教授)が日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。
澤村さんの研究では、昆虫の脚の付着機構を模倣して、なめらかな壁面や天井面の移動が可能な小型ロボットを開発しました。

研究課題:アリを規範とした壁面移動ロボットの研究

若手優秀講演フェロー賞は、日本機械学会の講演会において優れた講演を行った26歳未満の会員を対象として、20人に一人の割合で贈られるもので、発表内容の有益性や新規性、発表と質疑応答の態度などが評価されました。
受賞コメント
このような栄誉ある賞を受賞でき大変光栄に思います。壁に付着する力の関係から、小型ロボットの機体を10g程度まで落とす事に苦労しましたが、諦めず取り組み続けた自身の粘り強さに加え、鈴木先生、宋先生の研究、発表に対するご指導や研究室の皆様にお力添え頂いたおかげで、壁面も天井も移動が可能な機体の開発に成功し、このような輝かしい賞を受賞できました。今後とも、慢心することなく先生方の指導の下、研究に励みたいと思います。
マイクロシステム研究室