赤松憲樹教授(環境化学科)が Journal of Chemical Engineering of Japan の Outstanding Paper Award 2022 を受賞し、9月11日~ 13日に福岡大学で開催された化学工学会第54回秋季大会にて表彰され、受賞講演を行いました。
受賞対象の論文は、「Hydrogen produced from simulated biogas by a membrane reactor with a dimethoxydimethylsilane-derived silica membrane operated under pressure and without sweep gas」です。
これは、下排水処理施設等で発生するバイオガスから高純度水素を製造する膜反応器の実用的な条件での作動を報告する論文で、2022 年8月に Journal of Chemical Engineering of Japan に掲載されました。
本賞は2022年に掲載された論文の中から、優秀な論文として選定されたものです。
Journal of Chemical Engineering of Japan は1968年に創刊し、化学工学分野で歴史ある研究論文誌として広く知られています。
受賞コメント
バイオガスから水素を製造する膜反応器の研究開発は、私たちの研究室で2017年から取り組んでいるテーマであり、成果が高く評価されたことを大変嬉しく思います。これからも研究室の大学院生・卒論生と一緒に、研究活動に邁進して参ります。