並木則和教授(環境化学科)が日本空気清浄協会第40回研究大会会長奨励賞を受賞

2024/04/22

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並木則和教授(先進工学部環境化学科)が、日本空気清浄協会 第40回研究大会会長奨励賞を受賞し、4月16日に開催された同協会第41回研究大会の懇親会で表彰を受けました。
研究大会会長奨励賞は、空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会の中で発表された研究の中で優秀と認められた研究を表彰し、今後の更なる活躍を期待するものです。今回受賞対象となった研究は、「模擬飛沫発生装置を用いた室内空間での飛沫および飛沫核の挙動解析」と題する研究です。

受賞コメント
新型コロナウイルスのエアロゾル感染を定量的に評価するために、模擬飛沫発生装置を独自に開発して噴霧対象液として人体由来の粘液を近い液を調製して噴霧液滴の挙動評価を行った点が評価されたものと思っております。他大学の建築学の研究室および建築設備関連企業との共同研究ですが、今後とも当方の化学工学の特色を生かして、独創性のある研究成果を出せるように精進して行きたいと思います。

■公益社団法人 日本空気清浄協会について
日本空気清浄協会は、空気清浄に関する技術の向上、知識の普及を図り、環境衛生の改善に寄与することを目的として昭和38年に設立されました。空気清浄装置、ろ材、ダクト、送風機、エアフィルタ、計測器、メンテナンス等の業界、また建築、設備、設計等のユーザー業界並び に専門有識者の協力の下で、空気清浄化実現のための種々の研究活動を活発に行っています。

公益社団法人 日本空気清浄協会ホームページ