第29回電子情報通信学会東京支部学生会研究発表会にて情報学専攻 修士課程1年の金成健太朗さん、藤嶋爽太さん(ともに生体情報処理研究室・田中久弥教授)が東京支部学生奨励賞を受賞しました。
東京支部学生奨励賞は学生会研究発表会にて発表された117件の中から奨励賞委員会にて審議され、11件が選ばれました。なお、工学院大学からは2件選出されました。
■金成健太朗さんの研究題目:BCIひらがな発音の韻律情報と認知機能の関係
金成さんは高齢者のひらがな発生時の音韻情報と認知機能との関係を明らかにしました。
■藤嶋爽太さんの研究題目:カメラ二台を用いた足圧中心推定
藤嶋さんは人の足圧中心を2つのカメラから推定するシステムを研究開発しました。
彼らの研究成果は高齢者の認知機能・身体機能の衰えを評価できる可能性があります。彼らは大学院進学後もこの研究を進め実用化に向けて有効性をより高めていく予定です。
受賞コメント(金成健太朗さん)
今回このような賞を頂けたこと本当に嬉しく思います。この賞をいただけたのも指導教員である田中久弥先生をはじめ研究室の方々そして東京医科大学高齢総合医学分野の方々からのご指導・ご協力のおかげです。この場をお借りして御礼申し上げます。認知症の早期発見という部分で社会貢献できるようこれからも研究に勤しんで参ります。 受賞コメント(藤嶋爽太さん)
今回、奨励賞を頂けたことを大変嬉しく思います。指導教員である田中久弥先生をはじめ研究室の方々のご指導・ご協力のおかげです。この場をお借りして御礼申し上げます。高齢者の転倒予防に役立つ技術や指標を確立できるよう、今後も研究に勤しんで参ります。ありがとうございました。