ISDCプログラムの共催企業の一つであるチームラボ株式会社のご厚意で、チームラボ株式会社本社への会社見学を実施しました。
前回は2019年に実施しており、今回は５年ぶりの訪問となりました。

参加者の学生たちにとって、実際の職場を見学し、社会に出て働くことへのイメージを感じられたと同時に、７月２日の最終報告会への作品の完成度向上につながるたくさんのヒントを得る機会となりました。

プロジェクトや企画など様々なユニットごとにミーティングが行えるフロア、３Dプリンタ等を使用して実際に物を製作できるフロアについてじっくり見学しました。
平らではなく斜面や凹凸がある床、色々な素材で作られた机など、オフィスの至る所に様々な工夫があり、そこにある意図や特徴についてご担当の山田様からご説明いただきました。
また、現場で働く社員の方からも、まさに今制作している物をご紹介いただき、実物に触れながら解説していただいたり、３Dプリンタの説明をしていただいたり、現場で働く社員の方とも交流することができました。
全体の見学を通して、今回のコンペティションのテーマである「座る」に参考となるような場所がいくつもあり、引率の樫原先生からもご指導、助言いただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
次回の最終報告会に向けて、また社会人として「働く」ということに対して大変実りの多い時間となりました。今日の見学が７月2日（火）の最終報告会に向けて作品の完成度につながっていくことを期待したいと思います。

学生と企業が「直接的（ダイレクト）」に「連携する（つなぐ）」、これまでにないコラボレーションプログラムです。学生は企業の課題に自らの研究でチャレンジし、評価を受けます。