2024年度グッドデザイン・ニューホープ賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)において、工学研究科建築学専攻修士1年の山崎翔大朗さん(樫原研究室・樫原徹教授)が入選しました。
受賞作品:YotsuyaDanceHoleStation
山崎さんの作品では、現代の駅を日常のせわしない動きが独自の躍動感を放つ都市の劇場として捉え、四ツ谷駅において「劇場駅舎」という概念を提案しています。 審査員からは「動線空間としての駅舎、閉じられることが前提の劇場空間、その2つのビルディングタイプを再構築する可能性を持った試み」である点などが評価されました。
受賞コメント
幅広い分野の方々が応募する賞で評価をいただけたことを大変光栄に思います。私の目指した新たなデザインの方向性が認められ、公共空間の価値や豊かさを引き出す視点が評価されたことは貴重な経験となりました。これからも建築を通じて、社会に対し新たな価値を提案できるよう邁進してまいります。