CEATEC2024が10月15日~18日に幕張メッセで開催され、相川慎也 教授(電気電子工学科)と永井裕己 准教授(応用物理学科)の技術を公開しました。
工学院大学は毎年各地での展示会に出展し、本学発の多様な技術を紹介しています。今年はSociety 5.0」の実現を目指す総合展であるCEATECに初めて参加し、より多くの企業にアピールしました。
この展示会は25年の歴史から、例年、国内の大企業を始め、海外からも出展・見学がある大規模なイベントです。今年は808社/団体がブースを構え、「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」と併催し、加えて多彩なセッションが加わり、112,014名が今年のテーマ「Innovation for ALL」を体現しました。
本学の発表内容は「透明薄膜が未来を拓く」と称し、相川教授による「薄膜トランジスタ型CO2センサー」「透明導電酸化物薄膜」、永井准教授による「深紫外透明導電薄膜の常温形成」です。両研究室の学生7名が来場者に説明したところ、78社が興味を持ち熱心に聞いてくださいました。
相川研究室は、学生同士で研究における捉え方を確認するなど、日に日に内容が向上。永井研究室は、今年度3回目で慣れているものの、1-2回目と異なる発表内容と来場者の関心事の相違から、毎回切り口を考えながら対応。創意工夫する学生達に「大学名を見つけて懐かしくなって」と卒業生や保護者が話しかけてくださいました。卒業生が産業界各方面の第一線で活躍されていることを実感する機会にもなりました。