11月9日(土)に群馬大学太田キャンパスにて開催された一般社団法人軽金属学会第147回秋期大会において、化学応用学専攻修士2年の楠山翔太さん、修士1年の佐竹竜乃介さん、村田優介さん(ともに無機表面化学研究室・阿相英孝教授)がそれぞれ優秀ポスター発表賞を受賞しました。
本賞は、春期および秋期大会におけるポスターセッションにおいて優れた発表を行い、今後の発展が期待される者に贈られるもので、発表の年の4月1日現在、35歳以下の方が対象となります。今回の秋期大会では97件のポスター発表が行われました。
楠山翔太さん
研究題目:アルミニウムのアノード酸化に及ぼす電解液のpH及びグリシン添加の影響
佐竹竜乃介さん
研究題目:アルミニウムのバイポーラアノード酸化時の皮膜生成効率に及ぼす電解液濃度の影響:硫酸とシュウ酸の比較
村田優介さん
研究題目:アルミニウムのアノード酸化におけるcoating ratioと硫酸電解液濃度の関係
受賞コメント(楠山翔太さん)
この度は優秀ポスター発表賞を受賞することができ、本研究の成果が学術的に認められたこと、大変光栄に思います。今回の受賞は、私一人の力ではなく、 発表に際しましてご指導ご鞭撻をいただきました阿相先生、萩原先生をはじめとする研究室メンバーのお力添えあっての賜物と心よりお礼申し上げます。残り少ない学生生活ではありますが、今後も今回の発表での経験を活かし、自身の研究をより一層発展させられるよう精進してまいります。
受賞コメント(佐竹竜乃介さん)
このような賞を頂き大変光栄に思います。発表に際して、自身の研究テーマである「バイポーラアノード酸化」と従来のアノード酸化の相違点を再確認し、それらを聴講者へわかりやすく伝えることを意識しました。当日は,様々な分野の方々と議論を交わすことができ、とても充実した時間になりました。最後に、日頃よりご指導いただいている阿相先生や萩原先生、ならびに研究室の皆様に厚く御礼申し上げます。
受賞コメント(村田優介さん)
このたびは優秀ポスター発表賞を頂き、大変嬉しく思います。本研究に対して多くの方々からご意見やアドバイスをいただき貴重な経験をさせていただきました。日頃よりご指導を頂いています阿相英孝先生,萩原健太先生,そして研究室の皆様に御礼申し上げます。