東京都市大学、TIS株式会社、岡山理科大学、工学院大学はバーチャル空間でのアイデア出し会議において、参加者の外見と異なるアバターを使用することで、発言のバランスや意見の受容性が向上することを明らかにしました。この研究に、本学からは淺野 裕俊准教授(コンピュータ科学科)が参加しています。
本研究では、バーチャル環境におけるアイデア出し会議において、参加者の外見に基づく社会的手がかりを排除したアバターの効果を検証。その結果、外見による社会的手がかりのないアバターは、社会的手がかりのあるアバターと比較して、発話量の偏りが軽減され、参加者間の意見の受容性が向上することが分かりました。
今後は、本研究成果を活かし、企業や地域社会の課題を解決するXR、メタバースのプロダクトやサービスに応用していく予定です。
詳細は、下記プレスリリースをご覧ください。
取材に関するお問い合わせ | 学校法人 工学院大学 広報課 担当:塩原・森川 E-mail: gakuen_koho[at]sc.kogakuin.ac.jp TEL: 03-3340-1498 |
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