化学応用学専攻博士課程修了生 平岡 紘次さん(電気環境化学研究室、指導教員:関 志朗 准教授)を筆頭著者として出版された全固体電池の新しい分析方法に関する論文が、英国化学会が出版する学術誌「Journal of Materials Chemistry A」に掲載され、Front Cover(巻頭表紙)にも選出されました。
本研究では、近年新しい蓄電池として注目される全固体電池について、特殊セルの観測窓越しに工夫をしたラマン分光計測を行うことで、充放電の動作に伴う化学的な情報を的確に得られることを見出しました。実用に最も近いとされる硫化物系全固体電池の発展に資する重要な結果です。
なお、Front Coverのイラストは、化学応用学専攻修士2年の荒木 萌依さん(電気環境化学研究室、指導教員:関 志朗 准教授)が協力し、デザイン性の高い表紙の作品を作成しました。
論文情報:
タイトル:
Operando and ex situ Raman spectroscopies for evaluating carbon structural changes in anode-free-type sulfide-based all-solid-state Li-ion batteries
著者:
K. Hiraoka, J. Sakabe, N. Suzuki, S. Seki*
掲載誌:
J. Mater. Chem. A, 13, 27960-27969 (2025).