今年3月に建築学専攻修士課程を修了した宇野晃平さん(藤賀研究室・藤賀雅人教授)が、2025年 日本建築学会優秀修士論文賞を受賞しました。
受賞論文:臨港地区「無分区」の土地利用実態に関する研究
本論文は、都市的利用が進行する港湾を対象に、「無分区」に着目し、土地利用の変遷や実態、関連諸制度との関係を詳細に整理したものです。多角的な視点からの考察、今後の港湾の都市的利用に向けた計画立案および制度検討における有用性が高く評価されました。
同賞は建築系の修士論文を対象とした最も権威ある賞です。9月10日には、九州大学で開催された日本建築学会大会にて表彰式が行われました。
受賞コメント
この度は、日本建築学会優秀修士論文賞を頂くことができ、誠に光栄です。本受賞にあたり、指導教員である藤賀先生をはじめ、共に研究に励んだ同期や後輩、支えてくれた家族等、多くの方々にお力添えいただきました。調査にあたっては、港湾管理者のご担当者様に多大な協力を賜りました。また、ISDCプログラムにて株式会社フジタ様より助成をいただいたことで、多くの現地調査を実施することができました。この機会をお借りして改めて御礼申し上げます。