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研究成果からビジネスへ。アイデアの社会実装を目指すワークショップがスタート。

2025/11/13

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10月20日、八王子キャンパスで、起業に関心のある教員・学生のためのワークショップ「KUTE-TOKYOスタートアップ創出支援ワークショップ」の第1回目を開催しました。

  • 大学発スタートアップ支援の第一人者である福井達雄氏(KUARYS代表、山梨大学客員教授)による講義。
  • 参加者による自己紹介を兼ねた起業アイデアの紹介
  • 教員・学生の垣根なく活発に行われた質疑

本学は、ミッションを「社会・産業と最先端の学問を幅広くつなぐ『工』の精神の発信とグローバル展開」と定め、創立以来、一貫してモノづくり人材を育成しています。これまで、本学は社会課題解決の為、研究成果や開発技術を共同研究や特許ライセンス等を通じ、産業界に数多く提供してきましたが、昨今、教員や学生が自ら起業して社会に技術を早期に実装するケースが増え、国や地方自治体はその支援を積極的に展開しています。このような趨勢から、工学院大学発スタートアップを創出・支援する目的で、本学はワークショップを年内に3回開催し、まとめとして2026年1月にビジネスアイデアピッチコンテストを開催します。10月20日には、ワークショップの第1回目を開催しました。

参加者は、すでに具体的な案がある教員、具体的な案はないが起業に興味を持ち、新たなヒントを得に参加する教員、大学での学びとは別に課題解決に向け、既に動き始めている学部生、専攻での知識を活かし機器の試作開発を指導教員と共に実施中の大学院生などが集まりました。それぞれ事業内容は異なるものの、各自が持つ技術や発想で社会をより良くしようとの共通の思いがあるためか、終始和やかな雰囲気で「(提供するサービス/イベントの)参加者同士の繋がりが続く工夫をすると更に付加価値が高まりそう」「マシンではなく橋や下水道管などの構造物にも適用できるとニーズが高そう」といった提案やコメントが次々と参加者から上がりました。

これから1月のピッチコンテストまで、毎月ワークショップでメンターからビジネス視点でのアドバイスをもらいながら、起業に向けたフレームワークを重ね、新たな視野での社会実装の実現を目指して進みます。ピッチコンテストはどなたも見学可能です、ぜひお楽しみに!