11月22日(土)、23日(日)の2日間、「第24回国際先端技術シンポジウム(ISAT-24)」が八王子キャンパスで開催されました。
当日は、現地会場とオンラインを併用したハイブリッド形式で実施され、本学をはじめ、海外協定校の教員・学生など430名を超える参加者が集まりました。
ISATは、2002年に本学で第1回を開催して以来、毎年、共同で開催している国際学会で、現在は南台科技大学、ダナン工科大学、フィリピン大学、本学の4大学で持ち回り開催しています。
今回のテーマは、“Innovations in Engineering for a Sustainable and Inclusive Future”。本学がホスト校として実施し、海外協定校から45名の教員・研究者・学生が来日しました。
オープニングセレモニーは今村 保忠学長の挨拶で始まり、開催を祝する言葉と共に本学の紹介が述べられ、温かい拍手に包まれながらシンポジウムは華やかに幕を開けました。
基調講演では、南台科技大学 Nen-fu Huang学長、ダナン工科大学 Anh-Duc Pham講師、フィリピン大学ロスバニョス校 Rex Bacaling Demafelis学部長、フィリピン大学ディリマン校 Magdaleno Rigodon Vasquez Jr教授、工学院大学 桐山 善守学長補佐の5名が、それぞれの専門分野から最新の研究成果を紹介し、分野横断的な知見が共有されました。
また、化学、建築、エネルギー、環境、情報、人文科学など、全10分野の小テーマに基づくオーラルセッション・ポスターセッションが実施され、多くの教員・研究者・学生が日頃の研究成果を発表しました。
今年は、高大連携協定校の高校生もポスターセッションに参加。英語でのプレゼンテーションに挑戦し、練習の成果を存分に発揮しました。
閉会式では、学生のオーラル・ポスター発表の中から優れた発表を選出して表彰が行われ、本学からは12名が受賞しました。また、次回開催予定の南台科技大学のCheng Shu-Chen教授より次回の開催案内があり、参加者は来年の再会を約束しました。
シンポジウム終了後には、教員・研究者、学生を対象とした懇親会がそれぞれ開催され、海外協定校の参加者と交流を深める貴重な機会となりました。
第24回の開催を記念し、南台科技大学、ダナン工科大学、フィリピン大学と工学院大学によるコンソーシアムの協定が締結されました。 今後、さらに一層の交流発展が期待されます。







