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建築学専攻 柳原果凜さんが「25 AI×3D Perspective Award2026」にて最優秀賞・審査員特別賞をダブル受賞

2026/07/15

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2026年6月20日に開催された「25 AI×3D Perspective Award2026」において、建築学専攻修士1年の柳原果凜さん(岩村研究室・岩村雅人教授指導)が制作に参加した共同作品が、実用化デザイン部門で最優秀賞および審査員特別賞を受賞しました。本作品は、明治大学大学院建築都市専攻修士2年の上田幹人さんと共同で制作したものです。

受賞作品名: 思考と感覚を交換するオフィス

本コンペは、生成AIと3Dパースを活用した次世代の空間デザインを対象とする、25歳以下限定の設計競技です。今年のテーマは「オフィス — 常識を超えた、働きたいを。」であり、AIによって仕事のあり方が変化する中で、「それでも人が集まる場所」の価値や、新しいオフィスのあり方を提案することが求められました。また、完成したビジュアルだけでなく、AIを活用した設計プロセスも評価対象となることが特徴です。

柳原さんたちは、AI時代において人間にしかできない価値は、対面による「思考」と「感覚」の交換にあると考え、新たなオフィスのあり方を提案しました。工房を中心としたプロダクト系オフィスを計画し、多様な人や企業が交わることで新たな価値を創出する空間を目指しました。
また、設計プロセスにおいては、生成AIを活用してアイデアの発展や空間イメージの検討を行うとともに、AIによる3Dパース表現や動画制作、照光シミュレーション・表面温度シミュレーションを用いて空間環境を検証し、人と人との自然な交流を促すオフィス空間を提案しました。

受賞コメント(柳原果凜さん)
このような賞をいただき、大変光栄に思います。社会人の方々も参加するコンペティションの中で、学生である私たちの提案を評価していただけたことは、大きな自信となりました。
私は、建築は感覚を持つ人間だからこそ生み出せるものだと考えています。AIは設計の可能性を大きく広げますが、人の気持ちや身体感覚に寄り添い、それを空間として形にすることは、人にしかできない役割だと改めて実感しました。
また、所属する岩村研究室では、情報学部との連携を通して、AIにできることと人にしかできないことを見極めながら、建築分野におけるAIの最先端活用に取り組んでいます。このような環境で学びながら、AIを適切に活用し、人の価値をより引き出す建築設計を追求していきたいと考えています。
最後に、本提案にあたりご指導いただいた岩村雅人教授に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、AIの可能性を見極めながら、人の感覚に寄り添う建築をこれからも探求していきたいと思います。

 
25 AI×3D Perspective Award2026
先端デジタル技術を活用できる建築人材を養成 工学院大学 BIM×AI建築人材リスキリングプログラムを今秋開講
岩村研究室