水環境プロセス工学研究室
環境保全を支える先端膜材料および膜分離技術を開発する
指導教員:王 晓琳 特任教授
21世紀に入ってから水資源不足や水環境汚染は生活・産業・農業・生態系の破壊など様々な分野に深刻な影響を及ぼしています。それに伴い、近年の膜分離技術の発展は非常に目覚ましいものがあります。本研究室では、分子篩・静電反撥・誘電緩和の3つの特性を持つナノろ過膜を中心にして、限外ろ過膜、逆浸透膜、電気透析膜などを用いて産業排水リサイクルにおける混合塩の分離と有価物質の回収等の新規膜応用プロセスを開発し、環境保全と経済活性化の双方を実現させます。また、熱誘起相分離法・界面重合法・プラズマグラフト重合法等を用いて省エネ・グリーンな膜分離プロセスに要求される新世代の限外ろ過膜、ナノろ過膜、逆浸透膜を開発します。
主な研究
テーマ |
膜法による排水中の混合塩の分離プロセスの開発 膜法による排水中の有価物質の回収プロセスの開発 熱誘起相分離法を用いた高性能限外ろ過膜の開発 など |
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キーワード | 高分子膜 / 膜分離 / 水リサイクル |
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