大学は学問を教えるとともに、将来社会に出た際に活躍できる人材を育成することにもあります。主に学生のキャリア形成を支援するためのキャリア教育やコミュニケーション教育、リーダーシップ教育に関して実践をもとにあり方を探るものです。具体的には、キャリア形成支援に関わる科目の内容・指導法・学習成果に着目し、学生のキャリア意識、就業意欲やコンピテンシー伸長度との関連を分析します。また、インターンシップやアクティブラーニング型授業などの実践的な教育手法の効果についても検討し、大学教育におけるキャリア形成支援の質的向上に向けた提言を行います。