藤木研究室の学生達と一緒に制作した作品《人工地形》が、アメリカの建築賞 American Architecture Prize 2016のインテリア部門 で[銀賞]を受賞しました。
American Architecture Prizeは、今年初めて設けられた賞で、建築部門、インテリア部門、ランドスケープ部門の3つの部門において、世界中の優れたデザインを顕彰するものです。
去る10月25日にニューヨークで授賞式が行われ、参加してきました。会場となったクーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザイン・ミュージアムは、美術館の建ち並ぶセンターパーク沿いの5番街に位置しており、フランク・ロイド・ライトの設計した有名なグッゲンハイム美術館から200mほどの距離にあります。クラシックな佇まいのとても良い美術館でした。
授賞式では、世界中から集まった大勢の人々でごった返す中で、別部門で金賞を受賞された本学非常勤講師の矢板久明先生ご夫妻にお目にかかることができました。
この作品は、柔らかい厚さ10mmのプラスチック板を千枚以上積み重ねてつくり上げたもので、その作業量は膨大でしたが、学生達が皆がんばってくれました。制作に参加した学生のほとんどは既に卒業していますが以下のとおりです。
川村健介(2012年度修士卒業生)
舘芳樹 (2012年度修士卒業生)
下谷峻 (2012年度修士卒業生)
降旗こはく(2011年度学部卒業生)
櫻田優貴(2011年度学部卒業生)
上村有史(2012年度学部卒業生)
羽鳥敏彦(2013年度修士卒業生)
深谷義人(2013年度学部卒業生)
石神勇樹(修士2年在学中)
この作品は、これまでにイタリアやドイツのデザイン賞で最高賞を受けていますが、今回アメリカでも評価されたことをとても嬉しく思います。
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受賞作品《人工地形》
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授賞式会場
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授賞式会場
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授賞式の様子
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授賞式の様子
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Interior Design of the YearのMcBride Charles Ryanを囲んで別部門で金賞を受賞された矢板先生ご夫妻とともに記念撮影