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ドイツの建築家マンフレッド・シュパイデル教授をお迎えし、講演会を開催しました

2017/05/02

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4月28日(金)、ドイツの建築家でブルーノ・タウトの研究で著名なアーヘン工科大学のマンフレッド・シュパイデル教授をお招きし、「ブルーノ・タウトとモダニズム建築」についての講演会を開催しました。本講演会は、文部科学省の新世紀国際教育交流プロジェクト・行政官等受入事業の助成を受け実現したもので、当日は、ブルーノ・タウトを研究する関係者らが新宿キャンパスに一堂に介しました。
 
シュパイデル教授は、1973年に早稲田大学を修了し、その後ドイツと日本を行き来しながら両国の建築に関する研究に従事、ブルーノ・タウトに関する著作を多数発表してきました。
ブルーノ・タウトは1933~1935年に日本に滞在、日本美に関する評論を発表し、熱海に日向邸を遺しました。タウトが1925~30年にベルリンに設計した集合住宅は2008年にユネスコの世界遺産に登録され、世界的にもブルーノ・タウトを見直す機運が高まっています。そして日本では、文化財建造物保護行政において近現代の建造物の保護が重点課題の一つと提起されました。
日独交流155周年となる今年、本学で開催された講演会は、ブルーノ・タウトを再考するきっかけの一助となりました。

講演者 マンフレッド・シュパイデル(アーヘン工科大学教授)
講演テーマ 「Japanese Traditional Architecture in the Face of its Modernisation: Bruno Taut in Japan」
進行 鈴木敏彦(工学院大学教授)
ゲスト 田中辰明(お茶の水大学名誉教授)
主催 工学院大学建築系同窓会
後援 公益社団法人日本建築家協会再生部会
Exhibition & Lecture 「WOODLAND SWEDEN IN TOKYO」 | 一般社団法人日本建築文化保存協会