稲葉 敦教授(環境化学科)が主査を務める「日本LCA学会・環境負荷削減貢献量研究会」が、2月9日に新宿キャンパスで講演および討論会を開催しました。
製品のライフサイクル全体での環境負荷物質や資源消費量を計算するライフサイクルアセスメント(LCA)の方法を用いて、様々な製品や技術、システムを評価し、温室効果ガスの排出削減量を算定する取り組みが広く行われるようになっています。一方で、その算定方法は実施者によってまちまちであることから、環境負荷削減貢献量研究会では、算定方法の標準化を目的にガイドライン作成し、削減貢献量を算定する際に必要となるベースラインの設定方法を示す活動を展開しています。
本日のイベントには、経済産業省や日本経済団体連合会、各企業の代表者らが出席し、各々が取り組む活動やベースラインの設定方法、排出削減量算定に関する状況紹介や討論などが行われました。
- 環境マネジメント工学研究室(稲葉 敦 教授)