工学院大学建築学部は、3月9日、本学新宿キャンパスで「2017年度ISDCプログラム最終報告会」を開催しました。同プログラムの企業側パートナーである株式会社フジタ代表取締役専務 土屋達朗様、株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク代表取締役社長 近藤悦啓様はじめ、約13名の企業担当者様の前で、プレゼンテーションを行いました。
課題について、株式会社フジタからは自由テーマで、免震やタイルなど様々な分野から18件の応募がありました。その中から選ばれた5名(学部4年生、修士1年生)が最終報告会で登壇しました。質疑では厳しいご質問もあり、学生が視点に気づくシーンもありましたが、「斬新なアイディア」「設定に共感した」「今、現場で課題となっているので、研究を続けて欲しい」などの言葉をいただきました。
株式会社セブン&アイ・クリエイトリンクから提示された6つのテーマには、学内応募10件から選ばれた5名(学部4年生)が登壇しました。複合商業施設の今後に直接役立つテーマもあれば、間接的な内容もあり、それぞれアドバイスや高い評価をいただきました。
審査結果
- 株式会社フジタ 代表取締役賞
中西 真子(修士1年、久田研究室)
「極大地震動を考慮した既存超高層建築物の耐震性能とダンパー補強効果の評価」 - 株式会社フジタ 執行役員賞
西村 ひかる(学部4年、冨永研究室)
「変化する家族の形を受け入れ、世代間を繋ぐ場の研究」 - 株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク 社長賞
赤堀 美遊(学部4年、田村研究室)
「地下空間における苔植物による緑化とアメニティ創出」 - 株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク 常務執行役員賞
高久 和弥(学部4年、木下研究室)
「図書館の研究」