建築学部学生、救護技術のコンテストに出場 ~仙台市で技術と知識を腕試し~

2018/03/24

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

工学院大学建築学部の学生3名が、3月15日、仙台市で行われた救護技術のコンテスト「救護の達人」に参加しました。
 
工学院大学(東京)と東北福祉大学(仙台)、神戸学院大学(神戸)の3大学は、2010年から「TKK3大学提携社会貢献教育プロジェクト」を実施し、防災・減災・ボランティアを中心とした社会貢献教育を展開しています。今回の展示と体験イベントは、このプロジェクトの一環として開催しました。
 
建築学部で学ぶ3年生3名で1チームとなり、同コンテスト「学生の部」に参加。一時救命処置、三角巾による傷病対応、防災クイズの総得点で争われました。
 
傷病対応では、メンバーの一人は傷病者役、ほかの二人がその傷病者へ問いかけ、判断し、三角巾を巻き終わるまでの時間と、対応の正確さなどが審査されました。防災クイズでは「建築物の設計において、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しないような構造基準として新耐震基準が定められたが、西暦何年から適用されたか」など出題内容が今年から専門的になったため、日頃建築構造や免震を学んでいる本学学生は余裕をもって答えていました。
 
コンテストへの参加だけでなく、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)を訪問し、語り部から体験を伺いました。TKKは、2018年度も学生が参加する活動を続けます。
  • 本学から出場した平野広大さん(建築学部まちづくり学科3年)、篠木正弥さん(建築学部まちづくり学科3年)、本野睦樹さん(建築学部まちづくり学科3年)
  • ステージ上で一時救命措置を行う本学チーム
TKK3大学提携社会貢献教育プロジェクト