新宿キャンパスと八王子キャンパスで、学園総合防災訓練を実施

2018/11/29

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

11月28日(水)、新宿キャンパスと八王子キャンパスで、「2018年度学園総合防災訓練」が行われました。本学では、防災・減災対策を重要課題と位置づけ、学園全体で行う合同防災訓練を2007年より継続実施しています。訓練は、自衛消防訓練(教室、研究室など)と体験型訓練の2部構成で14時40分から約1時間半かけて行われ、この時間に両キャンパスにいた全学生・全教職員が参加しました。

より実践的な訓練とすることを目的に、教職員ともに訓練詳細を事前に知らない状態で行いました。緊急地震速報の訓練放送が流れると、机の下に移動するなど身を守り、その後は教員や各部署長の指示で、各フロアの人数確認や受傷者の対応など、自衛消防訓練が進みました。

続いての体験型訓練は、新宿キャンパスアトリウムでは、心肺蘇生法・搬送法・身近な物を使った応急手当が行われました。初めてのことで、参加自体に戸惑う学生もいましたが、実際に三角巾を巻いたり、担架を使って運ぶ体験、AED使用体験をしました。
八王子キャンパスでは、起震車体験、赤十字WEBCROSS動画と「さんあい体操」の紹介、車椅子搬送訓練、ロープ結束体験が行われました。さんあい体操は、考案のエコノミークラス症候群を防止するために考案された体操です。TKK3大学連携プロジェクトの一環として、東北福祉大学と神戸学院大学の学生も参加・説明してくれました。
両キャンパスに新設した、災害に関する疑問・不安を書き込むブースには、様々な意見、不安が集まりました。本日集まったこれらの声は、「防災ポケットマニュアル」の作成に反映され、3月に学生向けマニュアルが完成します。マニュアルへの掲載検討は、建築学部の村上研究室、藤賀研究室、学生自治会所属の有志学生が担当するため、本日のブースでの説明も、担当学生が熱心に説明していました。
 

  • 新宿で集まった意見

  • 八王子で集まった意見

日本赤十字社 WEBCROSS