工学院大学・東京医科大学 共同研究事業の成果報告会を開催

2019/05/09

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5月8日(水)、工学院大学と東京医科大学の共同研究事業の平成30年度(最終年度)成果報告会が、東京医科大学において開催されました。

本事業は、東京医科大学創立100周年記念事業の一環として、2016年4月に両校学長による合意書が取り交わされたことからスタート。7つのテーマ・共同研究チームから成っており、本学からは、機械、電気、情報、応用物理分野の教員が参加しています。
最先端の機械工学、映像工学と医学が、患者さんの身心によりやさしい医療の実現に特化して共同研究を進めることで、検査や治療へのハードルを低くしたり、より正確で安全な医療を実現することを目的としています。早期の疾患の発見と治療を進めることで“先制医療”を実現し、患者さんの負担を減らし、さらには我が国喫緊の課題となっている高騰する医療費の削減に寄与することをも目指しています。

【発表演題】

  1. 経口的手術用リトラクターにおける低圧舌圧子の開発研究
    高信 英明(工学院大学)・清水 顕(東京医科大学)
  2. リキッドバイオプシーによるがん診断
    黒田 雅彦(東京医科大学)
  3. 人工関節評価用下肢運動シミュレータの現状と今後の展望
    桐山 善守(工学院大学)
  4. ブレイン・コンピュータインタフェース活用による新しい認知機能評価
    田中 久弥(工学院大学)
  5. 侵襲なく耳小骨病変を診断する新検査機器の開発
    山崎 貞郎・向井 正和(工学院大学)
  6. 光学3Dスキャナーを上回る精度で容易な皮膚表面計測法を用いた放射線治療高精度体位位置決め法
    馬場 則男(工学院大学)
  7. バイオマーカーによる悪性度
    坂本 哲夫(工学院大学)
※敬称略