建築学専攻生の論文が「Building and Environment」に掲載されました

2021/04/09

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

建築学専攻修士2年(論文発表時)の小田切茜さん(柳宇研究室・柳宇教授)の論文「Akane Odagiri, U Yanagi, Sinsuke Kato, Comparison of Generation of Particles and Bacteria in Endoscopic Surgery and Thoracotomy. Building and Environment, Volume 193, 15 April, 2021.」が「Building and Environment」に掲載されました。

「Building and Environment」は環境・設備分野ではトップクラスのジャーナルで、2019年のインパクトファクターは4.971です。

本研究は、世界初の同一手術室同日2種類の手術(開胸手術と内視鏡手術)時のIn-situ測定を行い、手術時の粒径別浮遊微粒子と微生物(マイクロバイオーム)の拡散特性を明らかにしたものです。これまで、シミュレーションやモックアップ実験による検討が行われていましたが、実環境でのリアルタイムの測定は初であり、研究結果から今後手術室の設計と運用において多くの重要なポイントが示唆されました。
なお、本論文は査読から優秀論文の候補に推薦されています。

環境設備分野 柳研究室
建築学専攻