with コロナの暮らしをデザイン
工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)の建築学部建築デザイン学科 鈴木敏彦研究室は、コトブキシーティング株式会社(代表取締役:深澤重幸、深澤啓子、所在地:東京都千代田区)と「ダンボールスリープカプセル」を共同開発し、この度DNA パリデザイン賞 2021においてDNA Paris Design Awards 2021(製品デザイン分野/人々のためのデザイン)を受賞しました。販売はコトブキシーティング株式会社が担当します。
DNA パリデザイン賞(DNA Paris Design Awards)とは、フランスのデザインアワードで、建築、インテリアデザイン、ランドスケープデザイン、グラフィックデザイン、製品デザインにおけるデザインと世界中のデザイナーが表彰されています。今回受賞したダンボールスリープカプセルは、建築家・黒川紀章のカプセルハウスに関する研究が活かされています。
鈴木研究室は、東日本大震災を機に、ダンボールを使った家具や空間を創り出しています。新型コロナウイルス発生後には、PCR検査用のボディーシールドを開発し、医療現場のニーズに応えてきました。受賞作品は、コロナ禍の避難環境でも3密を避け、プライベート空間を確保しつつ快適に生活できることを目指し、自治体に試作品を持ち込み、実際の使用をリアルに想定しながら改良を重ねました。2021年3月10-11日には、沼田市役所防災広場で宿泊ワークショップにカプセル4室を出展。実際にカプセルで寝泊まりした体験者によって、性能と有用性が確認されました。
取材に関するお問い合わせ | 学校法人 工学院大学 広報課 担当:堀口・樋口・森川 E-mail: gakuen_koho[at]sc.kogakuin.ac.jp TEL: 03-3340-1498 |
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参考
DNA パリデザイン賞(DNA Paris Design Awards)について
- 工学院大学建築学部 鈴木(敏彦)研究室
販売について
商品名 | ダンボールスリープカプセル |
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販売元 | コトブキシ—ティング株式会社 スリープカプセルビジネスユニット TEL:03-5280-5606 https://www.kotobuki-seating.co.jp |
外形 | 幅2300mm、奥行き1120mm、高さ1230mm 強度等詳細は下記URL参照 https://www.atelier-opa.com/csc.html |
開発 | 鈴木 敏彦(工学院大学建築学部建築デザイン学科教授) |