システム数理学科生2名が人狼知能国際大会で決勝戦進出、最終結果3位と6位

2021/09/07

システム数理学科4年の高橋啓佑さん、古川一就さん(ヒューマンインタラクション研究室・大和淳司教授)がANAC2021の第3回人狼知能国際大会(the 3rd International AIWolf Competition at ANAC 2021)で15チームのファイナリストに選ばれました。そして8月に行われた決勝戦の結果、高橋さんが3位、古川さんが6位という好成績を収めました。

ANACは「The Automated Negotiating Agent Competition」の略で、人工知能分野ではトップクラスの国際会議IJCAIのコンペティション部門です。人工知能の交渉戦略に関する技術をテーマとして、今大会では4つの分野が用意されています。

高橋さんらは、人狼ゲームを人工知能プログラム同士で対戦させる「Werewolf Game League (Protocol Task)」に参戦し、35件のエントリーチームの中から、見事15チームのファイナリストに選出され決勝では60%以上の勝率を達成しました。

人狼知能では、コミュニケーションゲームである「人狼ゲーム」を舞台として、対話を通した対戦相手の役職推定や、協働、説得など人の行動を模倣する人工知能の技術を競い合います。こうした分野は、囲碁や将棋などの完全情報ゲームで人類が人工知能に勝てなくなった現在、次の研究分野として注目されています。
情報が不足したり、参加者の発言に嘘が混ざっている状況で、適切な推論・判断を行う技術は今後人工知能技術が広く社会で応用される場面でますます重要になっていくことでしょう。

結果発表
ANAC2021
IJCAI2021
ヒューマンインタラクション研究室