島根県東部で開催された冨永研究室(建築学部建築デザイン学科)主催の巡回展「ぐるっと!小伊津展」が、これまで研究室で行ってきた現地調査とともに、山陰中央新報(10月6日付)で紹介されました。この巡回展は、今年6月に新宿キャンパスで開催した展覧会を皮切りに、8月7日から10月20日まで島根県東部7か所で開催され、合計で1000人以上が来場しました。
今回の巡回展は、住民・地元行政の方々に協力してもらい、学生たちが制作した模型・展示物を現地の方々の手で巡回させる形で、コロナ禍でも実現することができました。
展示内容は、2020年春にまとめた調査報告書にもとづき、特徴的な地形や生業(漁業)から生まれた独特の住居形式や、路地と宅地の関係などを、模型・パネルでわかりやすく表現しました。また集落を俯瞰する美しいドローン動画や、迷路のような路地を歩き回るタイムラプスなど、まるで実際に集落に行ったかのような体験ができる展示となりました。
各地での展示の様子
-
工学院大学新宿キャンパス (6/6~13)
-
ひかわ図書館 (8/18~26)
-
出雲科学館 (8/28~9/5)