モデルロケットプロジェクトは、2022年度中の打ち上げに向けて、ハイブリッドロケットを部品から製作しています。電装班、燃料班、機体班が分担して進め、4月中の機体完成を目指します。
電装班は、パラシュート開放機構の制御に必要な電装の基板を製作しています。マイコン側の基板が完成し、PCとの接続に成功しました。現在、センサー、駆動回路側の基板を製作しています。
燃焼班は、GSE(地上支援装置)を展開しました。フレキシブルチューブに繋げる施工を終えています。
機体班は、工房で機体を製作しています。ボディチューブやアングル(ボディチューブとフィンを固定する部品)の穴あけ、フィンの切り出しが完了し、カプラー(ボディチューブ同士をつなげる部品)を加工中です。今後、ノーズコーン(ロケットの先端)を加工します。
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燃焼班 GSE施工の様子
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機体班 フライス盤穴あけ
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機体班 完成イメージ
製作中の機体は、現メンバーが手掛ける初のハイブリッドロケットです。安全に打ち上げることは最も大きな目標ですが、プロジェクトとして、より多くの改善点を見つけるためのベンチマークとなる堅実なつくりを目指します。
■ 最近の活動と予定
2月 | 参加予定だった「伊豆大島共同打上実験」への不参加が決定。未完成部分は1・2年生の学修用として製作を続ける。 |
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3月中 | ボディと主要な部品のほとんどが完成予定。 |
4月 | 仕上げ。電装部品や内部機構を擦り合わせ、塗装し組付ける。機体完成予定。 |