それぞれのルーツから未来へ 大倉喜八郎と渡邊洪基
工学院大学(学長:伊藤慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)と東京経済大学(学長:岡本英男、所在地:東京都国分寺市/武蔵村山市)が、10月25日に工学院大学 新宿アトリウムでトークセッションを開催します。両大学は、それぞれの特色を活かして互いの教育・研究の専門性を高め合いながら、社会の発展に寄与することを目的として、2020年5月に包括的な法人連携協定を締結しています。トークセッションは11月・12月にも別テーマで実施し、双方の大学の歴史や建学の精神を振り返り、現在、未来の大学の在り方を考えます。
第1回は東京経済大学の前身大倉商業学校の創立者で、工学院大学の前身工手學校にも関わりのある大倉喜八郎と、工手學校の創立者で大倉商業学校の校長を務めた渡邊洪基に焦点をあて、学園創立の想いを紐解きます。後半では、東京経済大学と工学院大学に受け継がれる精神とこれからを語ります。会場となる工学院大学新宿アトリウムの稼働する壁、キネティックウォール※1に両大学の研究教育や創立者の語録を可視化させたアート表現(ワードクラウド)を上映します。
※1 新宿アトリウム中央の巨大4Kスクリーンに設置された180のキューブが自在に動く壁。
■第1回トークセッション 開催概要
日時 | 2022年10月25日(火)18:00~19:30 |
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場所 | 工学院大学 新宿アトリウム |
参加費 | 無料 |
会場定員 | 80名(YouTube Liveで同時配信を行います アーカイブ動画はこちら) |
申し込み方法 | 事前申込制 |
講演者 | 村上勝彦 東京経済大学名誉教授 岡本英男 東京経済大学学長 後藤 治 工学院大学理事長 |
主催 | 工学院大学、東京経済大学 |
創立者 紹介
大倉商業学校(現 東京経済大学)創立者 大倉喜八郎 1837-1928 越後(新潟県)新発田に生まれる。 明治6年(1873)大倉組商会を創業し、大正に入って財閥機構を確立。東京電灯、帝国ホテル、大成建設など多数の会社の設立や経営に関与したほか、明治33年(1900年)、大倉商業学校を創設するなど文化的事業にも貢献した。 明治・大正期の実業界に巨大な足跡を残し、三井・三菱・住友・安田に次ぐ大倉財閥を築く。 |
工手學校(現 工学院大学)創立者 渡邊 洪基 1848-1901 越前(福井県)武生に生まれる。 明治3年外務省に入り、岩倉使節団に随行。12年に学習院次長、18年には東京府知事、19年の帝国大学創立と共に初代総長に就任。33年には貴族院議員となっている。 明治20年(1887)10月31日、辰野金吾の協力を得て「工手學校創立協議会」を開催、工手學校の特選管理長、明治33年(1900年)、大倉商業学校督長となる。 |
取材に関するお問い合わせ | 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課 担当:廣田・樋口 E-mail: gakuen_koho[at]sc.kogakuin.ac.jp TEL: 03-3340-1498 |
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