電気・電子工学専攻 修士2年の熊谷杏子さん(永井裕己研究室)が参加した星和電機株式会社、大阪大学、大阪公立大学との共同研究成果"Dependence of SARS-CoV-2 (COVID-19) inactivation ability on the crystallinity level of transparent Cu₂O thin films "が、国際学術雑誌World Scientific PublishingのFunctional Materials Lettersにオンラインで掲載されました。

この共同研究成果の論文では、化学的薄膜形成法の分子プレカーサー法で形成した亜酸化銅(Cu₂O)薄膜が、1時間で99.999％のSARS-CoV-2(COVID-19)を不活化できることを明らかにしました。

なお、本研究は、工学院大学総合研究所プロジェクト研究「ナミビアで採掘された銅を利用した抗菌・抗ウイルスフィルターの作製」の助成を受けて実施したものです。